株主優待対策で利益を10割還元のアマダ株価に注目

今年2015年の4月にアマダは持株会社になりました。板金事業会社としてアマダという会社は残ってはいますが、上場会社の商号はアマダホールディングスに変わりました。アマダは板金に関しては国内シェアトップで、その板金加工マシンは日本国内の多くの大企業だけではなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界中で採用されています。国内外とも製品の評価が高いですので、アマダ株価も右上がりを続けています。なおアマダは、国内の仕入れ先、販売先が両方とも国内の大手企業、分野のトップ企業が並んでいるという特徴もあります。取引相手から見ても信頼できる会社と言えます。アマダは2014年、2年間利益を100%株主に還元するという対策を発表しました。半分を配当金、半分を自社株買いに充てるという画期的なものです。アマダは製品の性格上、具体的な品物の株主優待というのはないですが、その分の対策として、株主優待にあたる還元としたのです。自社株買いをしますと、市場に出ている株数がその分減りますが、そうすると今持っている人の株の価値が上がりアマダ株価が上昇します。つまり配当金も自社株買いも株主の利益となるわけです。アマダはアメリカでも製品の評判が高く、それに加えてアメリカのレーザー製造会社と提携を結んでさらに進出を計画していますが、アメリカはこのように株主優待に力を入れるのを歓迎する国ですので、株主への100%利益還元対策は、外国投資家によって評価されさらなるアマダ株価上昇につながると期待されています。なお、そのレーザー製造会社はダイレクトダイオードレーザーという種類の半導体レーザー、ファイバーレーザーという種類の光ファイバーレーザーを研究しています。こういう次世代製品を共同開発することになりましたので、アマダはこれからもさらに評価を上げるでしょう。